空の産業革命に向けたロードマップ2022

空の産業革命

小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会の2022年8月3日に資料において、空の産業革命に向けたロードマップ(案)が更新されていました。

出所:小型無人機に係る環境整備に向けた官民協議会の2022年8月3日資料

今年2022年中の目標は、レベル4飛行の実現であることは兼ねてから記載されていました。7月29日には12月5日の改正法施行の公布もされており、着々と進んでいる様子がうかがえるかと思います。

6月20日の改正法施行では、

〇機体登録、リモートIDの義務化

〇対象重量が200g⇒100g以上へ変更

12月5日の改正法施行では、

〇操縦ライセンス制度

〇機体認証制度

〇登録検査機関等の制度

が新設される予定です。これらによってレベル4(補助者無し有人地帯における目視外飛行)の実現が図られる予定です。

環境整備の主軸は、今後運行管理システム(UTMS)になりそちらに注力がなされていくように思います。

レベル4の先に見据えている世界

レベル4実現後に国が見据えている世界は、下記のようなイメージなのかと思います。

ドローンの大型化も少しずつなされていたり大手重工企業も参入しているようですが、ドローンと各航空機そして空飛ぶクルマとの共生社会を目指しているように感じます。

技術的な進捗とあわせて環境整備もまた行われていくのでしょうね。

想像していたようん未来が大分現実のものになってきたような気がいたします。

引き続きまずは、正しく安全にドローンを飛行してもらうべくほりかわ行政書士事務所としてはしっかり飛行許可・承認申請を継続していきたいと思います。

2022年(令和4年)12月5日改正航空法施行

「航空法等の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令」等が閣議決定され7月29日に公布されました。そして12月5日に施行されます。

くわしくは こちら 

細かい内容はまた後日整理してお伝えできればと思いますが、

〇無人航空機技能者証明制度(免許制度)

〇無人航空機機体認証、型式認証

〇無人航空機登録検査機関

について新たに改正されているものです。

これらにより、いよいよ無人航空機の有人地帯上空における補助者なし目視外飛行が可能となりま
す。いわゆるレベル4と言われるものですね。

先日いってきた国際ドローン展でもIHIさんが大きなドローンを展示していたりと物流での活用もどんどん現実化を帯びてきました。

当面、免許制度と許可制度は並立されていくこともありおそらく車の免許程度はかかると思われる免許をどのくらいの人が取得していくのでしょうか?通常飛行する場合には、まだまだ包括申請を取得して飛行することができるのでそちらの方のメリットもあるように思いますが色々と変わってくるのでしょうね。

いずれにしてもしっかり正しく安全に飛行できるといいですね。

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